本日12月27日、『ファイナルファンタジーXVI』プロデューサーである吉田氏が、”本作に関する情報公開が遅延する”と、公式HPにて報告しています。理由は、”新型コロナウィルス感染症への対応による、当初想定から5~6か月の開発遅延”が要因とのこと。
7月10日「第7回 14時間生放送」の時点で、”シナリオが完全にFIX”、”最後の英語ボイスを入れている”、また10月2日「坂口博信 × 吉田直樹 特別対談」では、”サイドクエストの残り”、”いくつかのクオリティアップを残すのみ”と、開発終盤と思わせる発言でしたので、情報公開できない理由は、大人の事情かもしれません。
本作は、”PlayStation 5”独占タイトルで、発売日は未定となっています。次回の情報公開は2022年春とのことなので、発売はそれ以降と思われます。
情報公開遅延のご報告
みなさんこんにちは、ファイナルファンタジーXVIプロデューサーの吉田です。
次回情報公開を2021年に……というご報告をしておりましたが、年内の情報公開が難しくなってしまいました。申し訳ありません。理由は、「新型コロナウィルス感染症への対応による、当初想定から5~6か月の開発遅延」が要因です。
ファイナルファンタジーXVIはシリーズ最新作として、PlayStation 5での制作、そして超大型のプロジェクトであり、世界中の開発会社様の協力を得て開発を行っています。新型コロナウィルス感染症への対策として、社内でも多くのスタッフが在宅での開発となったのと同様、世界各地でも分散型の開発を余儀なくされ、本体開発チームからの指示遅れ、海外からのアセットの納品遅れ、業務キャンセルのリクエストなどが発生しています。
これらの遅延要因も2021年内には何とか終息させることができ、現在はグラフィックスリソースのクオリティアップ、バトルシステム/各種バトルの更なる作り込み、シナリオカットシーンの追い込み作業、そしてグラフィックスの最適化などを行っています。ここからは、自分たちで何度も通しプレイを行い、ひたすらにゲームを磨き上げて行くということが目標になります。
当初想定より遅延はしておりますが、2022年春頃には新たな情報公開を行い、いよいよ発売に向けてテンションを上げていくことになります。楽しみにお待ちいただいている皆さんには申し訳ございませんが、今少し開発に集中するお時間をいただけますと幸いです!
プロデューサー
吉田 直樹
PS5の普及状況から、できるだけ遅らせた方が良いよね…。
2021年12月現在、日本において、PS5で一番売れているパッケージタイトルは『バイオハザード ヴィレッジ』で、約7.3万本。PS5独占に至っては『Demon’s Souls』約5.2万本、『Returnal』約0.9万本。PS5本体は、日本で約120万台が売れているのに数が合わない。