『PUBG』昨年11月から大規模なDDoS攻撃を継続して受けて、対応していたことを報告

(DDoS攻撃の箇所を抜粋)
ゲームサーバーを標的としたDDos攻撃に関する対応
まず、その間DDos(分散型サービス妨害)攻撃とそれに因るネットワーク問題および対応について詳細にお知らせできなかったことにお詫び申し上げます。

完璧な防御が難しい状況においてDDos攻撃そのものがゲームサーバーにどれくらいの影響があるのか、どのような対処をするのかなどの情報が公開された場合DDos攻撃機能を提供するプログラムとその使用者が増加する懸念があったためにお知らせが難しい状況でありましたが多くのプレイヤーの皆さんが長い間当問題の影響を受けていらっしゃるため、この問題については引き続き情報を共有する予定です。

ゲームサーバーがDDos攻撃を受けると、該当のサーバーに接続したすべてのユーザーにネットワーク遅延、急激なPing上昇、パケットロスのような現象が発生するようになります。PUBGは一昔前より持続的なDDos攻撃を受けてきており開発チームではこれに対する対応を行っていました。

ですが2019年11月以後、既存とは規模が桁違いの水準の攻撃を受け始め、2020年2月にはその水準が頂点に達しました。

担当する開発チームではゲームサーバーを保護し、円滑なサービスを提供するためにさまざまなサーバーインフラサービスのDDos防御ソリューションを適用しながらその効果を分析、比較すると同時にPUBGのゲームサーバーに最も効果的な防御体系を構築するために独自の防御ソリューションを開発していました。

さまざまな外部のDDos防御ソリューションを利用するなかで、サーバーの位置が既存の場所から遠く離れた場所にある場合があり、サーバーとの物理的距離が遠いプレイヤーのネットワーク接続品質が低下する現象が発生したり、外部サービスが提供する防御ソリューションの影響で多くのプレイヤーが持続的なパケットロス現象が発生したりするなどの問題が発生しました。この過程においてご不便をお掛けした各地域のプレイヤーの皆さんと特に多くの影響を受けたNAとEMEA地域のプレイヤーの皆さんには改めてお詫び申し上げます。

この他幾度となく難しい状況がありましたが、最近導入した防御ソリューションが効果を見せ始めていることが確認され、DDos攻撃の被害規模が85%近く減少しました。

今後も私たち開発チームでは円滑なサービスを提供するために最善を尽くしますと共に深刻な犯罪行為であるDDosサーバー攻撃につきまして開発者は無論、使用者につきましてもゲーム内外において厳しく対応する予定です。

PUBG: BATTLEGROUNDS

国を跨いで当局と対応するのだけれども、この規模だと時間掛かりそうですね。特定できたら損害賠償請求額すごそうだ。