元寇をテーマにした『Ghost of Tsushima』。舞台となる”対馬”について、少し知識を入れておこうと思い調べてみました。資料は、日本側”八幡愚童訓””蒙古襲来絵詞”および元側”高麗史””汎海小録”など様々ありましたが、対馬に関しては、元寇において最初に上陸された島であり、元・高麗軍にまたたく間に蹂躙されているのであまり分かりませんでした。なお、元寇では、多くの虐殺があり、ゲーム主人公の境井仁が、武士を捨てて「冥人(くろうど)」になった理由はここにあるのかもしれません。
参考資料をリンクしてありますが、残酷な表現もあるので閲覧注意でお願いします。
元寇・文永の役(対馬)
(概要)文永11年(1274年)10月5日、元・高麗軍3万人が対馬に襲来します。内1千人ほどが対馬の佐須浦(現:小茂田浜)に上陸。対馬国の地頭代であった”宗 助国(そうのすけくに)”は、80余の騎兵で立ち向かいます。全滅を覚悟した宗助国は、家臣の小太郎・兵衛次郎の二人に対馬佐須浦から小舟に乗って博多へ急を知らすよう命じました。島民は、ほとんどの男は殺され、女は手に縄をとおされて船縁に吊るされました。
この前後に関しては、以下をご参考にしてください。
参考(読みやすいものを挙げました)
『元寇はなぜ起こったのか、日本は何が変わったか』玉川大学・玉川学園 協同:多賀歴史研究所 多賀譲治
『元寇・文永の役(上)モンゴル・朝鮮軍が日本で行った“殺戮”…それでも日本の武士「勇敢にして死をみること畏れず」』産経WEST:園田和洋
『730年前に亡国の危機あり─元寇にどう対処したか』産経新聞:渡部裕明(産経新聞論説委員)
『元寇』壱岐の自然と文化遺産研究保存会
(筆者注:対馬のあとに攻められた壱岐についてです)
『【悲報】鎌倉武士団、モンゴルより鬼畜だった』哲学ニュース
(筆者注:まとめサイトです。真偽不明ですが、みんなが意見を出しているので面白いです。)
漫画・アニメ『アンゴルモア 元寇合戦記』著者:銅大、イラスト:たかぎ七彦
(筆者注:試し読みがあります。雰囲気は伝わると思います。)
論文を読んでいたら、時代が古いうえ、大体同じだけれども諸説あるので、きりがないや…