マイクロソフトによるアクティビジョン・ブリザード買収について、米連邦地裁がFTCの訴え棄却

7月12日、マイクロソフトによるアクティビジョン・ブリザードの買収計画が前進し、米連邦地裁がFTC(米連邦取引委員会)の買収差し止め訴えを棄却したと、Bloomberg誌が報じています。

これをうけて、アクティビジョンの株価は上昇。合併は期限となる今月18日に完了予定となっています。マイクロソフトはモバイルゲーム市場への進出も視野に、合併によって世界のゲーム企業で、テンセント、ソニーについで3位になる見込みです。

また、4月末に買収計画を認めないと発表した英当局も法的係争を一時停止することに同意しました。

我々を支持した判決を迅速に下してくれた裁判所に感謝している。証跡は、アクティビジョン・ブリザードの契約が業界にとって良いものであることを示しており、コンソールのスイッチング、マルチゲームのサブスクリプションサービス、クラウドに関するFTCの主張は、ゲーム市場の現実を反映していない。

マイクロソフト、アクティビジョン買収計画でFTCに勝訴

やっと、決着した。日本の公取だと、証跡を揃えて、かなり慎重に告発するのだけれど…。

7月13日追記:FTCが控訴したとのこと。まだ終わらないのか。

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