『Call of Duty:Modern Warfare and Warzone』「OK」ジェスチャーが削除される

Eurogamer誌によると、『OK』ジェスチャーが、ADL(Anti-Defamation League:名誉毀損防止連盟)のヘイトシンボルのリストに追加されたことから、Infinity Wardは、『Call of Duty: Modern Warfare、およびWarzone』において、当該ジェスチャーを削除し、「クラッシュ」と呼ばれる新しいジェスチャーに置き換えた可能性があると伝えています。以下に、記事を引用しています。

(抜粋)

2020年初めにゲームに追加された「OK」ジェスチャーは、一部のプレイヤーキャラクターが右手で銃を発射しながら左手でOKサインをするという、一種のトリックショットとして使用されていました。

Call of Dutyのソーシャルメディアやサブレディットでは、マルチプレイヤーマッチやWarzoneのゲームを止めのキルで終わらせる際にOKサインをしているプレイヤーのクリップが頻繁に掲載されていました。

2019年9月には、一部の人が「白人至上主義の真摯な表現」として使用していることが判明した後、名誉毀損防止連盟(ADL)はOKサインをヘイトシンボルのリストに追加しました。

この状況での使用は、メディアを騙して反応を得ようと、OKサインの背後に隠された意味があると偽った4ちゃんねるのユーザーに起源を持ちます。しかし、この策略は結局、極右がOKサインを使用することになり、今では多くの人がその意味が変わったと考えています。

Infinity Wardはまだコメントを出していませんが、Call of DutyのOKジェスチャーの削除は、おそらく現在進行中のBlack Lives Matter運動と関係があると思われます。開発元はここ数週間、『Call of Duty: Modern Warfare』で人種差別を取り締まることを誓い、ゲーム内にBlack Lives Matterのメッセージを挿入するなど、強力な声明を発表してきました。

Source: Eurogamer

Infinity Ward quietly removes OK gesture from Call of Duty: Modern Warfare and Warzone
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”初めて聞いた。この意味を知っている人のほうが圧倒的に少ない”、”普段使いであれば問題ない”との海外コメントが大多数なのが救いです。