ソフト
全体的に、売上本数が少ない週となりました。先週返り咲いた『マリオパーティ スーパースターズ』が2.2万本で2週連続首位。先々週から、Top10をSwitchタイトルが独占しています。
ハード
Switch/Lite/有機EL版は約9.5万台(前週比 -約5.4万)。週次平均の約10万台に落ち着きました。
PS5/DEは14,453台(前週比 +3,776)。
Xbox Series X|Sは2,267台(前週比 +2,004)。微増。
まとめ
今週、大きなニュースがありました。1月18日マイクロソフトによる、687億ドル(約7兆8700億円)でのActivision Blizzard社買収です。『CoD』『Diablo』『Over Watch』だけでなく、PlayStationの印象が強い『クラッシュ・バンディクー』もXbox陣営に。
家庭用ゲーム機のハード部分は、2013年発売のPS4/Xbox One以降、次世代機も”x86”アーキテクチャを採用してPCとの違いが少なくなっています。さらに近年、AMD Ryzenの登場から、PCのSoC(CPU,GPU)が年追う毎に高性能になってきています。そして、このカスタマイズSoCを搭載した、家庭用ゲーム機の性能やコスパ(企業の純利益含む)の優位性はなくなってきています。
こういった背景もあり、家庭用ゲーム機によるユーザー囲い込みが困難となるとみて、Xboxは2017年、PC上や、新作も遊べるサブスクリプション”Xbox Game Pass”を導入し、ソフトウェアを重視して、大型買収へと至ったのではないでしょうか。
実際のところ、グループの時価総額が約280兆円のマイクロソフト(Appleと世界首位争い)と、約16兆円のソニーとでは、体力差がありすぎてスタジオ買収合戦おいて勝負になりません。昨年、約8,200億円でのBethesda買収に驚きましたが、”約8兆円で買収”とか見てしまうと…。長いですね。路線が違うSwitchの話は、またの機会に。
ソフト推定販売本数TOP10
1位(前回1位) Switch マリオパーティ スーパースターズ
22108本(累計79万3683本)/任天堂/2021年10月29日
2位(前回2位) Switch ポケットモンスター ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール
19129本(累計245万4455本)/ポケモン/2021年11月19日
3位(前回4位) Switch 大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL
18505本(累計471万3464本)/任天堂/2018年12月7日
4位(前回3位) Switch マリオカート8 デラックス
17684本(累計437万3799本)/任天堂/2017年4月28日
5位(前回5位) Switch Minecraft
12986本(累計247万5523本)/日本マイクロソフト/2018年6月21日
6位(前回7位) Switch あつまれ どうぶつの森
11948本(累計714万9014本)/任天堂/2020年3月20日
7位(前回6位) Switch やわらかあたま塾 いっしょにあたまのストレッチ
10895本(累計22万3428本)/任天堂/2021年12月3日
8位(前回9位) Switch リングフィット アドベンチャー
10064本(累計304万4438本)/任天堂/2019年10月18日
9位(前回8位) Switch 桃太郎電鉄 ~昭和 平成 令和も定番!~
9864本(累計257万479本)/KONAMI/2020年11月19日
10位(前回10位) Switch 世界のアソビ大全51
6845本(累計90万6012本)/任天堂/2020年6月5日発売
※11位より下の数値は、“ゲーム販売本数ランキングページ”にて2022年1月21日以降に公開予定です。
※本ランキングの推定販売本数は、パッケージソフトおよびダウンロードカード、本体プリインストール版を合算したものです。
ハード推定販売台数
- Switch/29131台(累計1786万7356台)
- Switch Lite/16568台(累計449万7478台)
- Nintendo Switch(有機ELモデル)/48824台(累計99万3807台)
- PS5/12996台(累計109万990台)
- PS5 デジタル・エディション/1457台(累計20万4152台)
- Xbox Series X/419台(累計74265台)
- Xbox Series S/1848台(累計57446台)
- PS4/17台(累計781万9277台)
- Newニンテンドー2DS LL/489台(累計118万714台)
※ゲームソフト&ハードとともに、集計期間は2022年1月10日~1月16日。