VGC誌によると、ソニーは、5月19日、2020年度経営方針説明会において、以下の説明を行ったとのことです。
「この新しいゲーム体験を提供するPS5向けのゲームは、ファーストパーティとサードパーティの両方の開発者によって作成されており、魅力的なタイトルのラインナップを間もなく発表する予定です」
先日、6月上旬にPS5に関する情報を発表するという噂話が出ていましたが、本当になるかもしれません。
VIA: videogameschronicle
また、同日「ソニーグループの経営機構改革について」が、HPに公開されていました。以下に、抜粋しました。1.2.の会社の商号変更と、それにともなう4.の役員体制はよいとして、3.の金融事業の完全子会社化が気になります。吉田憲一郎社長による「金融事業は中核事業であり、日本で完結して価値を生み出せる。グローバルな地政学リスクが高まる中で、リスク管理の観点からも有効だ」という発言からも、上場を取り下げて完全子会社化する理由として、近年アジア圏の動きが影響しているのかもしれません。
1. グループ本社「ソニーグループ株式会社」の発足
2021年4月1日付で、現在のソニー株式会社の商号を変更し、「ソニーグループ株式会社」(英文表記:Sony Group Corporation)を発足します。
2. エレクトロニクス事業による商号「ソニー株式会社」の継承
「ソニーグループ株式会社」発足に伴い、2021年4月1日付で「ソニー株式会社」の商号は、ソニーグループの祖業であるエレクトロニクス事業(現在の事業セグメント名としては、エレクトロニクス・プロダクツ&ソリューション分野)を行う「ソニーエレクトロニクス株式会社」が継承します。
3. 金融事業の完全子会社化
金融事業のさらなる成長とガバナンス強化を通じて、ソニーグループ全体の企業価値向上を図ることを目的に、当社が約65%の株式を保有している金融事業の持株会社であるソニーフィナンシャルホールディングス株式会社の完全子会社化に向けて、同社株券等に対する公開買付け(以下「本公開買付け」)を実施します。なお、本公開買付けに関する詳細は、本日付「ソニーフィナンシャルホールディングス株式会社株券等(証券コード8729)に対する公開買付けの開始に関するお知らせ」をご参照ください。
4.役員体制の変更
今回の機構改革に併せて役員体制についても新しいグループ経営に適した構成に変更します。