metacriticは3月25日、「第11回ゲームパブリッシャーランキング」を公開しました。2020年発売タイトルを対象とし、”メディアのメタスコア”を基にしたランキングとなっています。
以下4つの要素に従って再計算し「TotalPoint」を算出。ただし、5タイトル以上を発売した販売会社を対象とし、iOSタイトルは除外しているとのこと。
- 「Metascore」…2020年発売のメタスコアを1.5倍で付与(最大150ポイント)
- 「Good Games」…良いレビュー(メタスコア75以上)%に対するポイント。最大100点。
- 「Bad Games」…悪いレビュー(メタスコア49以下)%に対するポイント。(100-n)点
- 「Great Games」…ボーナスポイント(メタスコアが90点以上、レビューが7件以上あることが条件)。ユニークタイトル1本につき5.0ポイント付与
以下、ランキング全体となります。
GAME PUBLISHER RANKINGS, 2020 RELEASES
日本企業をピックアップ
日本企業は、48社のうち9社が入っています。1位のセガは『ペルソナ』『龍が如く0/同7』などが高評価。3位のカプコンは『デビルメイクライ5』など高評価でしたが、『バイオハザードレジスタンス』が”64”と足を引っ張った形に。4位ソニーは『Last Of Us 2』『Demon’s Souls』などが高評価でしたが『プレデター』が”56”で不評でした。
インディーズ系を取り扱うPlayismよりもスコアが低いコーエーテクモとバンダイナムコが気になります。前者は『仁王2』と『ライザ2』が高評価。後者は『ミスタードリラー』『キャプテン翼』『ナルト』『ワンピース』が”80”前後ですが、海外デベロッパーのタイトルが軒並み厳しい評価でした。
Rank:Total Pts.:Number of Titles
1.セガ:327.2:38製品(28タイトル)
3.カプコン:313.8:15製品(8タイトル)
4.ソニー:308.6:19製品(16タイトル)
9.任天堂:284.7:21製品(21タイトル)
11.スクウェア・エニックス:270.6:19製品(11タイトル)
– メタスコア平均75未満 –
25.SNK:243.4:8製品(7タイトル)
26.Playism:240.5:8製品(7タイトル)
32.コーエーテクモ:225.1:15製品(7タイトル)
38.バンダイナムコ:210.3:43製品(21タイトル)
Source: metacritic
Sega は上述の他『ぷよぷよ』『Football Manager 2021』『Total War』などが海外で高評価でした。おめでとうございます!
デベロッパーだけのランキングも見てみたい。