VRヘッドセット『Qculus Quest 2』が、2020年Q4(10~12月)において109.8万台の販売台数を記録し、他のどのVRデバイスよりも売り上げたと、市場調査会社SuperDataが伝えています。海外では昨年9月16日に発売され、低価格かつホリデーシーズンでもあったことからシェアを伸ばしたようです。日本でも10月13日に発売されています。また、SuperDataは、「Qculus」のような、PCなどにも使えるスタンドアロンデバイスが2021年新規販売の87%を占めると予想しています。
第4四半期に100万台以上のOculus Quest 2ヘッドセットが販売され、記録を更新。
Quest 2は、スマートフォンを搭載していないどのVRデバイスよりも、1四半期に多くのユニットを販売しました。(Samsung Gear VRが総合記録を保持しており、2016年第4四半期には140万台を販売した)。
Quest 2 は、前世代機よりも低価格であったことと、VR視聴への参加に興味を持っている人たちの延繰需要からも恩恵を受けています。
初代Questは、サプライチェーンにおいてCOVID-19の影響により、2020年の多くの期間で完売していました。Quest 2は、ホリデーシーズンに発売された最初のOculusヘッドセットでもあり、その対象視聴者には、VR愛好家だけでなく、ギフトを贈る人も含まれていました。
2021年には、「Quest 2」のようなスタンドアロン型デバイスが、VRヘッドセットの新規販売台数の87%*を占めると予測
Quest 2はPCのVRゲームにも対応しているため、今後VRヘッドセットを購入する際には、PCゲーマーのかなりの割合がQuestや同様の「ハイブリッドデバイス」を選択すると予想されます。熱心な愛好家は、今後もValve IndexやHP Reverb G2などのハイエンドデバイスを好む可能性が高いと思われます。
*「ライトモバイル」VRヘッドセットは含まれていません
筆者が、Steamで使用されているVRヘッドセットついて、1月のシェアを確認したところ、SuperDataの調査同様、『Qculus Quest 2』が17.40%のシェアを持ち、前月比+15.48%上昇していることが分かりました。Steam全体では、Qculusシリーズが56.6%と過半数を越えています。
日本だと、部屋が狭いから、周りの物を壊してしまいそう。Sonyは、VRの話は聞かなくなりましたね。テレビを売りたいのかな。