gamesindustry.biz 誌は、ファミ通による昨年の年間レポート分析したところ、Nintendo Switchが、日本で販売された家庭用ゲーム機の約87%を占めていたと伝えています。
昨年、日本で600万台近くのNintendo Switchが販売され、2019年と比較して30%の増加となりました。
任天堂が市場を席巻。昨年、Switchが、販売された家庭用ゲーム機全体の87%を占めました(全体では685万台販売)。Switch 通常版 が390万台であったのに対し、Switch Liteは200万台強が販売されました。
この家庭用ゲーム機は、昨年、販売台数 54.3万台強(筆者注:7.9%)だったPS4を大きく引き離しており、PS5に至っては、現在25.5万台強(筆者注:3.7%)でした。
(ちなみに筆者調べで、Xbox Oneは0.1%、XboxSeriesX|Sは0.5%、ニンテンドー3DSが0.9%)
ファミ通のデータによると、日本のゲーム市場は35億ドル(約3,630億円)を超え、2019年比12.5%増となっています。最大の成長分野は家庭用ゲーム機本体で、16.4%増の18億ドル(約1,870億円)、パッケージ版の売上は9%増となっています。ファミ通によると、両分野が成長したのは2017年以来です。
(中略)
2020年のビデオゲームトップ10(パッケージ版)
ランキング | タイトル | 販売本数 |
---|---|---|
1 | あつまれ どうぶつの森(任天堂) | 6,378,103 |
2 | リングフィットアドベンチャー(任天堂) | 1,591,366 |
3 | 桃太郎電鉄:~昭和 平成 令和も定番!~!(コナミ) | 1,233,023 |
4 | ファイナルファンタジーVII:リメイク(スクウェア・エニックス) | 949,379 |
5 | ポケットモンスター ソード・シールド(ポケモンカンパニー) | 892,456 |
6 | マリオカート8:デラックス(任天堂) | 798,174 |
7 | 大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL(任天堂) | 560,122 |
8 | Minecraft:Switch Edition(Microsoft) | 556,982 |
9 | 世界のアソビ大全51(任天堂) | 519,649 |
10 | スーパーマリオ3Dコレクション(任天堂) | 492,620 |
(筆者注:PS4タイトルは4位『FF7R』のみ)
Source: gamesindustry.biz
2020年、日本のゲーム市場全体は、前年比12.5%増。思ったより伸びていないような。そして、昨年Switchの購入割合を警戒して、次世代機(PS4/Xbox Series X|S)は、日本への割合を減らされたのかなぁ。
USのデータを確認したら、全体27%、ハードは35%アップでした。減らされるわけだ。