【米国Amazon】クラウドゲームサービス『Luna』を発表!Ubisoft、カプコン、505 Games、Team 17が参加

米国Amazonは9月24日、クラウドゲームサービス『Luna』を発表しました。

サブスクリプション「Luna+」は、月額5.99ドル(アーリーアクセス料金)で、時間無制限、最大1080P/60FPS(4Kは近日提供予定)、そして2台同時接続可となっています。また、同サービス内に「Ubisoft」のチャンネルが近日公開されることから、新作やDLCなどは個別に契約してプレイとなるかもしれません。

現在、米国のみで、アーリーアクセスを実施中です。正式リリース日も未定ですが、将来グローバル展開するにあたり、本サービスは、マイクロソフトの「Project xCloud」、googleの「Stadia」、そしてNVIDIA「GeForece Now」と競合していくことになります。

Amazon Luna

タイトル一覧

参入するパブリッシャーは、現在「Ubisoft」「カプコン」「505 Games」「Team 17」となっています。具体的なタイトルは記載されていませんが、Lunaサイト上では、以下の画像が掲載されています。

Luna Controller

Amazonのカスタムゲームサーバーに直接接続し、PC、Mac、Fire TV間のローカルBluetooth接続と比較して、往復の待ち時間を17〜30ミリ秒削減します。

(筆者注:専用コントローラー内にはWifiレシーバーが搭載されていて、直接ルーターへWifi接続(5GHz,2.4Ghz)し、画面受信機(FireTVなど)を経由せずに操作できることから、Bluetoothよりも遅延が少ないという意味と思われます)

BluetoothとUSB-Cをサポートしており、PCやコンシューマー機でも使えます。

対応コントローラー

Luna Controllerの他、Xbox Oneコントローラー、DualShock 4コントローラーでプレイしたり、マウスとキーボードも使用可能。

Lunaでプレイするためのデバイス要件

Lunaアプリは次のデバイスで使用できます。

  • PC(DirectX 11をサポートするWindows 10が必要)
  • Mac(OSX 10.13以降)
  • FireTVデバイス(Fire TV Stick-第2世代、Fire TV Stick 4K、またはFire TV Cube-第2世代)

さらに、以下を使用できます。

  • PCおよびMac用のChrome Webブラウザー(バージョン83以降)
  • iPhoneおよびiPad用のSafari Webブラウザー(iOS14)

インターネット速度

ストリーミングゲームの最小推奨インターネット接続速度は10 Mbps(4Kでプレイするには35 Mbpsが必要)です。インターネット接続が向上すると、ストリーミングの品質と解像度が向上します。

Twitchとの連携

人気のTwitchストリームをLunaから直接視聴し、Twitchの視聴からすぐにLunaでプレイすることができます。

Lunaサポート国

Lunaは米国本土全体でサポートされています。現在、ハワイ、アラスカ、米国の地域はサポートされていません。

Amazon Luna – Cloud Gaming Service

人気タイトルが集まれば、一気に普及しそうですね。