任天堂は7月14日、映像コンテンツの企画・制作会社「株式会社ダイナモピクチャーズ」を子会社化し、商号を「ニンテンドーピクチャーズ株式会社」に変更すると発表しました。2022年10月3日付で株式譲渡の予定。
同社HPを確認したところ、映画で『アーヤと魔女』、PVでは米津玄師『PlayStation CM/POP SONG Music Video』、CGは『攻殻機動隊 SAC_2045』シーズン2、そしてモーションキャプチャーで『モンスターハンターワールド』、『DEATH STRANDING』に携わっており、他にも多くの実績があります。
ダイナモピクチャーズ
東京都千代田区神田にある30年の歴史をもつ会社で、従業員も100人と少数精鋭のようです。
任天堂は、ゲーム分野のみで売上を出している近年では稀有な会社。多角化のために、USJに”スーパー・ニンテンドー・ワールド”を作るもコロナで出鼻をくじかれていますが、今回は、映像分野を強化するにあたり、非常に興味深い買収と思います。同業他社が一番驚いているかも。