「Ubisoft」が、『R6S』に酷似したモバイルゲーム『Area F2』を配信停止しないとして「Apple」と「Google」を訴える

bloomberg誌によると、Alibaba Group Holdings Ltd.のEjoy.comによって作成された「Area F2」は、Rainbow Six:Siegeの「カーボンコピーに近い」ものであり、「異論(係争)の余地はない」と、Ubisoftが、ロサンゼルス連邦裁判所に金曜日に提出された訴状で述べているとのことです。

「R6Sは、世界で最も人気のあるマルチプレイヤーゲームの1つであり、Ubisoftの最も貴重な知的財産の1つでもある」とフランスの会社は述べています。「AF2のほぼすべての側面がR6Sからコピーされている、オペレーターの選択画面から最終的なスコアリング画面まで、その間のすべてだ。」

Ubisoftは、「Area F2」が著作権を侵害していることをAppleとGoogleに通知したが、モバイルアプリストアからゲームを削除できなかったと主張しています。

Bloomberg - Are you a robot?

おそらく、Ubisoftは、当然、直接Ejoy.comに配信停止するよう依頼しているはずですが、Ejoy.comは、取り合わないのでしょうね。そして、AppleおよびGoogleは、Ubisoft からの”「Area F2」配信停止の依頼”を拒否したのではなく、出来ない状況と思われます。取り下げた場合、Ejoy.comから訴えられる可能性があると両社の法務部が判断したのではないでしょうか。そこで裁判所による判断を待っているわけです。