Behaviour Interactiveは10月19日、 『Dead by Daylight』に登場する 「” Pinhead ”を、NFT(non-fungible token)として使用できるようにした」とTwitterにて発表しました。”コモン、レア、ウルトラレア、レジェンド(ゲームコンテンツへのアンロックアクセス、サイン入り台本、映画の小道具などを含む)”を、「ピンヘッドNFT」として10,000個限定で、.0666 ETH、現在約255ドル(約29,000円)で販売するとのこと。
削除される可能性もあるので、原文も記載しておきます。
Behaviour worked with Boss Protocol over several months to adapt in-game models for use as NFTs and approved them prior to the release of Pinhead in DbD. The NFTs have a chance to grant access to the #Hellraiser chapter of DbD.
Behaviour社はBoss Protocol社と数ヶ月に渡って協議し、ゲーム内のモデルをNFTとして使用できるように適応させ、そして『DbD』のPinheadのリリース前に承認しました。NFTには、『DbD』の#Hellraiser章へのアクセスを得るチャンスがあります。
Boss Protocol社は、NFT事業者で、Boss Team Games が別会社として作ったようです。ゲームアイテムを売りたいだけと思われるのですが、「アクセスを許可される機会」と、なぜ抽象的なのか。
Park Avenue Entertainment and Boss Protocol are great partners and it’s been a pleasure to work with them to bring #Hellraiser to DbD. Find out more at
Park Avenue Entertainment社と、Boss Protocol社は素晴らしいパートナーであり、#HellraiserをDbDに登場させるために協力できたことを嬉しく思います。詳細は以下をご覧ください。
Park Avenue Entertainment は、現在、ヘル・レイザーの版権を持っている会社。
NFT (non-fungible token) は、日本語で”非代替性トークン”と呼ばれ、”代替性トークン”の暗号通貨と同様、デジタル台帳を使ったブロックチェーンで成り立っています。 代替できないように、デジタル署名が付くので、電子アートや、ビデオゲームのアイテム、音楽で利用されたりします。ただ、近年、投機対象という名目で、一部、価値が不明瞭な”デジタル資産”が価格高騰して販売されていることが問題となっており、先日、Valve社が運営するポータル”Steam”では、NFTに関連したゲームを公開すべきでないと発表したばかりです。発表された当該Twitterでは、NFT導入に否定的な意見のリプライが散見されています。
お星さまの名前付けや、月の土地の権利を売るやつで見たことある!
10月20日追記:
We hear and understand the concerns you raised over NFTs. Absolutely zero blockchain tech exists in Dead by Daylight. Nor will it ever. Behaviour Interactive does not sell NFTs.
NFTに関する皆さんのご懸念をお聞きし把握しています。『Dead by Daylight』には、ブロックチェーン技術はまったく存在しません。また、今後もありません。Behaviour InteractiveはNFTを販売していません。
最初のツイートで「to adapt in-game models for use as NFTs…」と言及しているうえ、別会社がNFTを販売したとしても、Behaviour社の資産を使っているのだから、もしかしたら業務提携契約していて、間接的にお金の動きがあるのかと想像してしまいます。