任天堂は8月4日、コロプラのスマートデバイス向けゲームアプリ『白猫プロジェクト』に関する特許権侵害訴訟について、和解が成立したと発表しました。2017年から始まった訴訟ですが、任天堂によるコロプラへの請求金額は、2021年4月、96億9900万円まで膨れ上がっていました。
以下、原文ママ
2021年8月4日
各位
任天堂株式会社
特許権侵害訴訟の和解成立のお知らせ
任天堂株式会社(本社:京都市南区、代表取締役社長:古川俊太郎、以下「当社」)と株式会社コロプラ(以下「コロプラ」)は、コロプラのスマートデバイス向けゲームアプリ「白猫プロジェクト」に関する特許権侵害訴訟(東京地方裁判所 平成29年(ワ)第43185号 特許権侵害差止等請求事件、以下「本件訴訟」)について、和解することに合意しました。
当該和解は、コロプラが当社に対して、当社特許についての今後のライセンスを含めた本件訴訟の和解金を支払い、当社が本件訴訟の訴えを取り下げることを内容としております。
和解の対象となる特許は、本件訴訟に係る、日本国特許第3734820号、日本国特許第4262217号、日本国特許第4010533号、日本国特許第5595991号、日本国特許第3637031号及び日本国特許第6271692号です。
法令規則上の義務による開示を除き、本件訴訟に係るその他の和解条件については、秘密保持義務により公表できません。
以上
任天堂株式会社 ニュースリリース :2021年8月4日 - 特許権侵害訴訟の和解成立のお知らせ|任天堂
キャラクターを操作する「ぷにこん」が争点の1つ。「タッチパネル上でジョイスティック操作を行う際に使用される特許技術」などが該当。
各特許に関しては、以下で検索できます。
j-platpat
コロプラは、東証1部だったのか。特別損失として”和解金33億”は公開せざるをえないね。