『Windows 11』にXbox Series X|Sの機能「オート HDR」「DirectStorage」が追加

マイクロソフトは先日、最新OS『Windows 11』を発表しましたが、”ゲーム”に関して機能強化する内容を、Xbox Wireで明らかにしています。新たにXbox Series X|Sの機能である「オート HDR」および「DirectStorage」のほか、”Xboxアプリ”が実装されます。

また、昨年、Windows 10でリリースされた「DirectX 12 Ultimate」が標準実装されます。サポートされているGeForce RTX 2000、またはRadeon RX 6000(RDNA2)以降のグラフィックカードでは、リアルタイムレイトレーシングや可変レートシェーディングなどがさらに向上します。なおRDNA2アーキテクチャは、Xbox Series X|SおよびPS5のGPUで採用されています。

Windows 11:ゲームに最適なWindowsの誕生

Auto HDR

Auto HDRによって、ゲームがより美しく見えるようになります。Auto HDRは、Windows 11で提供される独自の機能で、従来は標準ダイナミックレンジ(SDR)しか利用できなかったDirectX 11以降で作成されたゲームに、ハイダイナミックレンジ(HDR)の拡張機能を自動的に追加します。HDRは、サポートされているゲームにおいて、より幅広い輝度値と色を表現し、画像に豊かさと深みを与えることができます。この技術は、「Xbox Series X|S」に搭載されています。

DirectStorage

高性能のNVMe SSDと適切なドライバーを使用することで、Windows 11は、DirectStorageと呼ばれる画期的な技術により、新しいゲームをこれまで以上に速くロードすることができます。DirectStorageは、Xbox Series XやXbox Series Sに搭載されているXbox Velocity Architectureの一部として開発されたものです。

Windows 11は、DirectStorageに必要とされる新しいハードウェア進化をサポートするだけでなく、世界で最も幅広くハードウェアをサポートしていきます。新しいXboxワイヤレスコントローラ、メカニカルキーボードやゲーミングマウス、Xbox Adaptive Controller、サラウンドサウンドヘッドセット、外付けGPUなど、あらゆるものがサポートされています。

「Xboxアプリ」がWindows 11 に搭載

Windows 11にXboxアプリが搭載されたことで、”Game Pass”へのアクセスがこれまで以上に簡単になりました。Game Pass for PCには、Xbox Game StudiosやBethesdaのPCゲームが発売日に収録されているほか、Game Pass for PCまたはUltimateには追加料金なしでEA Playメンバーシップが付与され、大小のパートナー開発会社のタイトルが豊富に揃っています。
また、クロスプレイやクロスセーブなどのプレーヤーファーストのイノベーションへの取り組みにより、何百万人ものプレイヤーが参加するグローバルコミュニティで、デバイスを超えてシームレスにゲームをプレイすることができます。

「The 2021 Microsoft Windows Event」27:53 から、上述について解説(英語)

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ハードウェアの条件を満たしたPCは、Xbox Series X|Sと変わらなくなりそうだね。

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