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CD Projekt RED『The Witcher』と『Cyberpunk』との「Cross-functional teams 構築」や「次世代機対応」発表

CD Projekt REDは3月31日、「CD PROJEKT Group: Strategy Update」を公開し、今後数年間のグループ戦略を発表しました。改善としてRED2.0プランなど解説していますが、筆者が、気になる点を以下に3つ挙げてみました。

Transforming Development Process

興味深い内容として、今後『The Witcher』と『Cyberpunk』との間に「Cross-functional teams」を作ることを発表しています。つまり、完全に別々のチームであった可能性があります。これにより、コミニュケーションやスキルシェアをできるようになるとのことです。

Roadmap Update 2021

2021年における2つのIPの大きな取り組みを公開しています。『Cyberpunk』は、「パッチとアップデート」「Free DLC」そして「次世代機へのアップデート」。『The Witcher』は、基本プレイ無料のiOS/Android向けARゲーム「The Witcher: Monster Slayer」のテストバージョンリリース、「次世代機へのアップデート」が2021年中頃以降リリース予定、そして「GWENTの開発」。

Digital Scapes 買収

Cyberpunk2077開発のために2018年10月に業務提携していた「Digital Scapes」社を買収し、CD Projekt RED Vancouver スタジオとしています。

CD Projekt REDは、主要2つのIPだけで、ヨーロッパにおいてUbisoftと並ぶ規模の会社になっていますが、『Cyberpunk』は、チーム間のクロスファンクションや会社買収などでさらに補強せざるをえない状況なのかもしれません。