ミストウォーカーは3月7日、ファミ通主催の情報番組“WILDish Presents GAME LIVE JAPAN”にて、RPG『FANTASIAN(ファンタジアン)』の新情報を公開しました。LAから、ロックダウンで帰国できなくなった坂口博信氏が登場。冒頭「昔、ぼくがよく作っていたそんなゲームです」と分かりやすい一言から始まります。
また、本タイトルの大きな特徴として、建物内も含め150近くのジオラマを作り、撮った写真をCG合成してゲーム内に取り込んでいるのですが。ディレクターの中村拓人氏は、「3D情報をCADで制作し、3Dプリンタで出力し組み立て、そして、再び3D情報に戻す」という工程を疑問に思いながら作っていたとのこと。
後半は、ゲストでスクウェア・エニックスの北瀬 佳範 氏が登場。坂口氏と北瀬氏の2人が、一緒に作ったFF6と比較しながらの、台本がないフリートークとなっています。途中、植松氏に60曲のBGMを発注した件も語っています。
坂口博信氏インタビュー&『FANTASIAN』独占情報(5:59:58 ~)
プラットフォームはiPhone/iPad/Mac/Apple TV。Apple Arcade(サブスクリプション:月額600円)でプレイでます。リリースは、近日公開としています。
ファイナルファンタジーを生み出した坂口博信がおくる完全新作RPG「ファンタジアン」。
手作りのジオラマによるフィールド、ストーリー、植松伸夫の音楽、戦略性のある戦闘など、すべてに情熱を注いで制作しました。▼ジオラマの上の冒険
手づくりで制作された150近くの「ジオラマ」の上を探索します。
「あそこに何かありそうだな」と思ったところに、本当に宝箱があったり・・・というような、きめ細かい、丁寧な設計を心がけました。
前編20〜30時間、後編20〜30時間の、合計40〜60時間で、前半はストーリー展開に沿って、後半は自由度の高いクエスト方式によってよりオープンに展開します。▼バトル
戦闘はフィールド上でランダムエンカウントし、ターン式で進行します。
特徴的なのは「ディメンジョン・システム」と呼ばれるもので、これはエンカウントした敵を、異次元に吹き飛ばし、そこに溜めていくシステムです。
戦闘せずにフィールドを探索し、好きなときにまとめて戦うことができます。
ディメンジョンバトルでは、プレイヤーを有利にするギミックが登場するので、うまく使えば爽快感をもって戦闘することができます。
また、ボス戦は、戦略性の高い方向性で制作されており、うまくスキルやアイテムを駆使すれば、低いレベルでも倒すことができるような、考える楽しみをもった戦闘になっています。▼サウンド
ファイナルファンタジーシリーズで知られる作曲家の植松伸夫が60曲の全曲を書き下ろしました。
オーケストラの深い音色とシンセサイザーの独特な音源で、ファンタジアンの世界を彩ります。
飲みトークみたい。面白すぎる(笑)