『バイオハザード ヴィレッジ』「日本国内版と海外版との表現の差異について」Q&Aを公開

カプコンは3月5日、『バイオハザード ヴィレッジ』「CERO: D(17際以上)」版および「CERO: Z(18歳以上)」版を発売するにあたり、”基本的なゲーム内容”について日本国内版と海外版とに違いはないと発表しました。

ただし、CERO: DおよびZの両版ともに、日本国内版は、頭部欠損表現がなく、海外版と比較して出血表現が軽減されているとのこと。また、CERO: D版は、Z版よりも更に暴力表現が抑えられた内容になっていると言及しています。

同社は、明言していませんが、筆者がCEROのHPにて確認したところ、以下に該当することから、Z区分であっても表現を控えたものと思われます。

「禁止表現」

<暴力表現>
1.極端に残虐な印象を与える出血表現。
2.極端に残虐な印象を与える身体分離・欠損表現。

「倫理規定 別表3」(P6)より抜粋

Q. 日本国内版と海外版で表現に差異はありますか?

A.
日本国内では、17歳以上を対象とした『バイオハザード ヴィレッジ』(CEROD版)と、18歳以上のみを対象とした『バイオハザード ヴィレッジ Z Version』(CEROZ版)が発売されますが、基本的なゲーム内容に海外版との違いはありません。

ただ、各仕向け地のレーティング機構の規定に準拠した内容とするため一部の表現に差異がございます。

主な違いは下記のとおりです。

(CERO D版、Z版共通)
・日本国内版では頭部欠損表現がありません。
・日本国内版は海外版と比較して出血表現が軽減されています。

日本国内版は、Z区分であってもCEROの定める禁止表現に抵触する表現は含めることができません。
海外版に含まれる表現はCEROの禁止表現に該当するものもあるため変更を行っています。

また、『バイオハザード ヴィレッジ』(CERO D版)は、『バイオハザード ヴィレッジ Z Version』(CERO Z版)よりも更に暴力表現が抑えられた内容となっております。

なお、禁止表現の詳細につきましてはCEROの公式サイトより「倫理規定 別表3」にてご確認いただけます。

 → CERO(コンピュータエンターテインメントレーティング機構)オフィシャルサイト (別ウィンドウで開きます)

日本国内版と海外版で表現に差異はありますか? (バイオハザード ヴィレッジ) | 株式会社カプコン : サポート

北米「ESRB」、欧州「PEGI」だけではなく、日本のCEROように独自で基準を持つ国があるので、対応が難しそうですね。