『ウルティマ』シリーズ生みの親で知られるリチャード・ギャリオット氏が、最近マリアナ海溝を航行したことで、宇宙、北極と南極、そして海底を訪れた初めての人物となったと、IGN誌が伝えています。
リチャード氏は、1998年には南極に到達、2008年には3000万ドル(約25億円)の費用を投じて最初の民間宇宙飛行士の1人となり、2018年には北極に到達していました。
先週、彼は4時間掛けて水深7マイル(約11km)のマリアナ海溝の海底に到達しました。海底では「素敵な小さな4〜5インチの長さの半透明の黒いワーム」を見つけ、帰りには、大きな生命体である「クダクラゲ」に遭遇、「私が最初に窓の外でそれを見たとき、それは本当に大きなイカのように見えた」と述べています。全体でトイレに行かずの12時間の旅だったようです。
また、同氏は「私たちが底に着いたとき、私は途方もなく長いケーブルが今海底に散らかっているのを見ました。とても悲しかったです。」とも語っており、考えさせられます。
VIA: IGN
「ウルティマ」シリーズのクリエイター、リチャード・ギャリオットが北極/南極/宇宙/マリアナ海溝のすべてに初めて到達した人物に!
Source: Mirror
Brit spaceman's incredible pictures from the bottom the Earth, including selfie
調べたら、マリアナ海溝の海底(通称:チャレンジャー海淵)まで、安定して辿り着けるようになったのは、同氏も乗った「リミティング・ファクター号」(2019年)以降だそうです。それ以前は4人しか到達していないとのこと。