Epic Gamesは1月27日、「2020年のEpic Games Storeの総括」をHP上に公開しました。ユーザー数は、1億6000万人以上。2020年12月のアクティブプレイヤーは5,600万人、1日に3,130万人がアクセスし、同時接続数は、1,300万人を達成したと報告しています。
ライバルのSteamが今年1月14日に公開した「2020年を振り返って(下記の概要図)」と比較すると、Epic Games Storeのユーザー数は、2018年12月7日開設からたった2年で、17年目を迎えたSteamの半分まで来ていることがわかります。
Epic Games Storeの急激な成長の1つに、出店手数料の安さがあります。開設した際に、Steamが30%のところ、自社は12%に設定しデベロッパーを集めました(現在は両社ともさらに下げている)。また、毎週無料ゲームを提供しており、のべ109本を公開していることも要因と思われます。最近では『STAR WARS バトルフロント II』が1,900万本ダウンロードされ話題になりました。
Epic Games Storeは、2021年現在取り組んでいる機能として、ウィッシュリストの改善、ソーシャル機能の見直し、実績、プレイヤーのプロフィールを挙げており、さらなる改善をすすめていくとしています。
Epic Games「2020年のEpic Games Storeの総括」
Steam「2020年を振り返って」
競合プラットフォームは、PCの他に、x86系のSoC(CPU+GPU)を採用して、コスパのよい高性能な家庭用ゲーム機となった「PS」や「Xbox」(Switchはほぼファースト)。アマゾン「Luna」、グーグル「Stadia」、そしてNvidia「GeForce NOW」などのハードに依存しないクラウドゲーム配信があります。
ユーザーはプラットフォームの選択肢が増えますが、”タイトル独占”がある限り、これらプラットフォームは共存していくような気がします。大変なのは、複数展開するデベロッパー…