米市場調査会社 SuperData社 は1月22日、「世界デジタルゲーム市場:2020年12月」をブログにて公開し、デジタルゲーム市場は2020年12月に、120億ドル(約1.25兆円)を売り上げ前年比15%増で、月次売上総額として過去最高を記録したと伝えています。
モバイルの売上は前年比5%増、コンソールの売上は16%増となりましたが、PCゲームの売上は、主に『サイバーパンク2077』リリースにより40%の急上昇となっています。
- 『サイバーパンク2077』は、返金されたダウンロード版を含めてもゲーム全体の売上に大きな影響を与えることなく、1,020万本という史上最大のゲームローンチを達成しています。なお、ダウンロード販売が80%という非常に高いシェアをPCで占めているのは、PlayStationでのリスト削除とコンソール版の全体的な売上状況が影響しています。
- 『Fortnite』の収益が2020年8月以来の最高を記録。12月は、2019年8月以来、マーベルコミックスの期間限定イベントで過去最大の15.3Mプレイヤー同時接続数を記録しました。
- 『グランド・セフト・オートV』は「カヨ・ペリコ強盗」がリリースされたことで、ゲームの月間ダウンロード売上が過去最高を記録しました。プレイヤー数は、11月の水準から46%増加しましたが、2020年初頭に達成された合計を上回ることはありませんでした。
- 『Among Us』のプレイヤー数は11月のピーク時から減少したものの、次の人気ゲーム『Roblox』の2.8倍の人気を維持しています。同タイトルは12月にNintendo Switchでも発売されました。Switch版は320万本を販売し、今月のゲームの中では最高の売上を記録しています。
Source: Superdata
https://www.superdataresearch.com/blog/worldwide-digital-games-market
英ランキングの紹介を昨年末で終わりましたが、今後は、SuperDataで全体的にダウンロード版を紹介しようと思います。