Behaviour Interactiveは、先日『Dead by Daylight』に導入された”新マッチメイキングシステム”に関して、コミュニティからの質問をいくつか選択し、開発チームによるその回答を公開しました。
簡単にまとめると、”レーティング”は数ヶ月前から記録しており、それに基づいてマッチングされています。”レーティング結果”は対戦相手のレーティングが高いか低いかで大きく左右します。そして、現在の”ランク表記”は、レーティング結果と連動していないので、将来反映させるようです。
殺人鬼は個別にレーティングが行われているとのことですが、生存者もそうする予定はありますか?生存者同士の違いはスキンだけとはいえ、パークスロットを4つ解除するためにはレベル上げが必要であり、私のような初心者にとっては大変なことです。
一般的に言えば、あるプレイヤーが使用するキャラクターのレベルが低い生存者と高レベル生存者の戦績は統計的に極端な差は開いていません。さらに、低レベルの生存者がそれなりのレベルになるまでに多くのマッチは必要ありません。さらに複雑なことに、マッチ以外の手段でBPを得た場合、その生存者を全くプレイしなくてもパークスロットが4つ開くレベルまで到達することがあり得ます。とはいえこの点にも注目して、現実はどうか確認し、必要があれば調整したいと思います。
新システムで生存者チームはどうマッチするか教えてください。
現在のところ、生存者チームはチーム内の平均レーティングを計算し、その平均値に基づいて対戦相手を見つけようとします。これが実際にどう作用するかモニタリングしており、何か問題があればより良い結果が得られるように計算式を調整する可能性があります。
新システムは初心者の生存者にとって平等なものなんでしょうか?初心者の生存者とマッチして気の毒に思えます。
初心者をすぐに絶望的に不利なマッチに放り込まないようにするために新規プレイヤーの経験は特に重視して監視しています。このような状況を避けるため、すでにいくつかのシステムが実装されています。細かい部分は多くの技術的/数学的な要素が関わりますが、基本的には新規プレイヤーはしばらくの間実レーティングより低めの対戦相手とマッチングするようにしています。
なぜ現在のランクをスキルレーティングに重みづけして開始しなかったんですか?
スキルレーティングはすでに過去数ヶ月以上検証のためにデータを収集していました。ここ数ヶ月のうちに定期的にプレイしていた人はすでに大体のスキルレーティングを持っており、新マッチメイキングシステム開始後に毎マッチ調整されるようになっています。
長い休止期間を経てゲームから戻ってきた場合、それは考慮されますか?例:1~2年を空けて戻ってきた場合。
とても細かい計算式は省略しますが、答えはYesです。最後にプレイしてからどのくらいの時間が経っているかをレーティングシステムで考慮します。
今でもマッチする人のランクがとても離れているようです、なぜですか?
以前のお知らせでも言及していますが、要約すると、ランクはほとんどの場合1ヶ月にどれだけプレイしたかの指標であり、ゲームの腕前とはあまり良い相関関係を持っていません。スキルレーティングはゲームの腕前によって完全に左右されるので、両者の間には多少の乖離があるでしょう。ランクシステムはこの違いを反映して近日中 (当社比) に更新される予定です。
なぜスキルレーティングは見えなくしてあるんですか?
自分のレーティングを見て喜ぶ人がいる一方、レーティングが表示されるのを恐れる人もいます。皆さんがベストを尽くしてゲームをプレイしてもらえるよう、今のところスキルレーティングは非表示にしています。将来的には何らかの形で公開する計画がありますが、現時点でお知らせできることはありません。
結果画面のランク表示はどうなりますか?
今のところ、エンブレムシステム/ランクシステムはそのままにしています。スキルレーティングシステムをできるだけ早く皆さんにお届けしたかったためです。ランクシステムは近日中 (当社比) に変更が加えられる予定です。
レーティングは今からカウントされるんですか、それとも過去の実績から設定されるんですか?
レーティングの初期値は、システムが過去数ヶ月間収集していた戦績データに基づいてすでに設定されています。
レーティングに影響を与える要因は何ですか?
レーティングは、対戦相手のレーティングを考慮に入れながら、あなたが試合でどのようにパフォーマンスを発揮したかに基づいて変化します。あなたのレーティングよりもはるかに高いレーティングを持っている相手に打ち勝った場合、あなたのレーティング変動値はかなり調整されます。あなたはあなたよりも低い評価を持っていた相手を打ち負かした場合調整幅はとても小さいです。
新マッチメイキングシステムではこれまで一緒にプレイできなかったNATタイプが違う人が一緒にプレイできるようになったということでしょうか?
スキルレーティングは、NATタイプやネットワークの接続性とは直接関係ありません。あなたの回線のNATタイプで専用サーバーに接続できるようになっていれば、他の人と一緒にプレイできていたはずです (もちろん相手も専用サーバーに接続できる必要がありますが)。現在はP2P形式ではなく専用サーバーを使用しているので、NATタイプの非互換性はあまり問題になりません。