ウクライナで「PS4」を使った違法の暗号通貨マイニング工場が摘発される

7月8日、ウクライナで、PS4を使った暗号通貨のマイニング工場が摘発されたことが明らかになったと、Tom’s Hardware誌が伝えています。採掘者は、不法に盗んだ電気を使用していたとのこと。

ウクライナ保安局（SSU）は1日、ウクライナ警察がヴィーンヌィツャ市にある秘密の暗号通貨マイニング工場のプラグを引き抜いたと発表しました。犯人は、古い倉庫にキャンプを張り、市内の電力網を密かに利用して暗号通貨を採掘していました。最も興味深いのは、採掘者たちが衝撃的な数の「Playstation 4」を持っていたことです。他にもたくさんあります。
ウクライナ当局は、米国をはじめとする国々で品薄になっている、500枚以上のグラフィックカード、50個のプロセッサ、3,800台のPlayStation 4（PS4）本体など、最大で5,000個のハードウェアを押収したと報じていますが、その他にも様々あるようです。
マイニングリグを動かすために必要なプロセッサやグラフィックカードが発見されるのは当然のことです。しかし、PS4コンソールは、場違いな感じがします。
（中略）
ゲーム機でマイニングが可能だとしても、グラフィックカードやASICを使った方が効率的です。また、ウクライナの採掘者たちは、偽の電力メーターを設置して電気を盗んでいたので、効率化は考えていなかったのかもしれません。
from：Tom’s Hardware

VIA: Tom’s Hardware