ソニーインタラクティブエンタテインメント株式会社が、米国特許商標庁にロボットコンパニオンの特許を申請していることが分かりました。ちなみに、今回は日本人3名の方です。
他人との良好な関係を構築するためには、「対面関係」ではなく、同じものを見ることのできる「共同視聴体験」が有効と言われています。同じ場所で同じものを見て共感することで、他人との距離が縮まり、他人との親和性が高まることが知られています。
発明者は、ユーザと共感を感じる共同視聴プレーヤとしてロボットを利用する可能性に着目しています。例えば、ロボットがユーザの隣でゲームプレイを見て、ユーザと一緒に喜んだり、悲しんだりすることで、ロボットに対するユーザの親和性が高まり、ゲームのモチベーションが高まることが期待されます。また、ゲームだけでなく、映画やテレビ番組などについても、単独で視聴する場合に比べて、ロボットでコンテンツを視聴するだけで楽しむことが期待できるとしています。
実際の対象物は人間型のペット型ロボットであってもよく、関節部分にモーターを設置することで、少なくとも音声を出力し、腕、脚、首などを動かすことができることが好ましいと考えています。ユーザーは、ロボットを近くに置いてコンテンツを一緒に見ながら、ロボットは、推測されたユーザの感情に基づいて、ユーザに共感する反応を出力したり、逆にユーザに対して反応を出力したりして通信したりします。
http://appft1.uspto.gov/netacgi/nph-Parser?Sect1=PTO1&Sect2=HITOFF&d=PG01&p=1&u=/netahtml/PTO/srchnum.html&r=1&f=G&l=50&s1=20200114520.PGNR.
VIA: Eurogamaer
Sony patents pet-like "feeling deduction" robot companion for gamers
「共同視聴体験」するロボットが、ユーザーの感情を読み取って反応するのかぁ。アンドロイドの一歩手前のようですね。
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